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ベトナム:子育て体験記
主人に「ベトナムへ転勤になった。家族も一緒にと」と突然言われました。海外出張はあったものの、海外転勤は他人事にしか思っていなかった私はパニック。ベトナムは発展途上国のイメージが強く、暮らせるのかとても不安に思いましたが、娘にとって良い経験となるのでは?!と帯同することに決めました。
『英語について』
娘は日本人学校2年間、インターナショナルスクール4年間通学しました。日本人学校にいた2年間、学校でネイティブの先生の英語授業が週3回(レベル別。英語を話せる子も多くレベルは高かったです)、語学学校へ週1回、家庭教師(イギリス人)に週2回学んでいました。インターへ転校した時にはGrade6。「英語を学ぶ」「英語で学ぶ」の違いをわかっていたものの痛感し、数ヶ月とても苦労しましたが、周りに日本人がいなかったことが英語を身につける近道となり、いつの間にか学校生活を楽しんでいました。個性を尊重し、得意なことをお互いに褒められる友達付き合いは、娘にとって居心地の良いものだったようです。
『習い事について』
スクールがごく少数なので習い事には苦労しました。娘は3歳から習っていたクラシックバレエを続けたく、スクールやレベルに合うクラスを探すもありませんでした。先生の紹介→先生の紹介→先生の紹介でやっと合う先生に巡り会いました。先生はベトナム国立バレエ団の現役のバレリーナでした。また、ベトナムで習い始めたバイオリンもベトナムでとても有名な先生。そんな先生方に習えるのもベトナムならでは、とても貴重な経験でした。先生を探す、レッスン内容、レッスン代の交渉、スタジオ探し等、全て自分でやらないといけないのは大変でしたが、新しい生徒さんを受け入れ、娘が帰国後もクラスを続けていけることができる地盤を作れたことは、私にとっても大きなことでした。
様々なバックグラウンドを持つ仲間と学び、視野が広がり、「〇〇の仕事に就きたい、その為には〇〇を学びたい」と目標ができたのは、ベトナムでの経験があってこそだと思っています。