Vol. 15: スクールランチ
我が家の息子たちが小学生の頃、夏休みに日本で体験入学をしてまず喜ぶのが給食でした。献立表を見ると、あじの竜田揚げや和風ハンバーグなど子ども達が喜びそうな名前が並んでいます。野菜の種類も多く、栄養バランスを十分に考えた上、アレルギーまで配慮しているのには感心させられました。...
Vol. 14: Back to School Night(バック・トゥー・スクール・ナイト)
新学期が始まり、先生も生徒も顔合わせが終って3週目あたり、お互いにようやく落ち着いてきたという頃にどこの学校でもBack to School Nightが催されます。ナイト=夜?と思われるかもしれませんが、昼間仕事をしている保護者にも出席してもらえるよう、学校説明会にあたる...
Vol. 13: 夏休み
6月に入ると夏休みになる学校が増え、子供たちがうきうきしているのが分かります。2ヶ月以上もある長い休みは、アメリカの学校教育では学年と学年との境目になり、基本的に宿題はありません。それじゃ、どうするのと心配になるでしょうが、こちらでは各家族で計画を立てて過ごすのが浸透してお...
Vol. 12: 計算力
母語が英語でない子供たちに学校生活を送れるように専門家が指導するESL(ELD)を終えてレギュラークラスに入ったお子さんにとって、言葉が中心の英語や社会は、授業が分かるようになるまでかなりの苦労を覚悟しなければなりません。けれども算数(数学)となると計算問題はできるので、一...
Vol. 11: ホームスクール
ソチ冬季オリンピックが始まり、日本選手の活躍ぶりが毎日報道されています。世界の頂点を目指す中にはスノーボードで銀メダルをとった平野選手のような十代の選手もいて、職業柄つい学業との両立をどうしているのか考えてしまいますが、それを解決する方法の1つに、アメリカではホームスクール...
Vol. 10: 米国のスポーツ事情
海外転勤でお子さんのこととなると、語学や学校のことで頭がいっぱいになりがちですが、野球、サッカー、ピアノやダンスなどのスポーツや習い事に打ち込み、それが断ち切れてしまう心配をしているお子さんも多いと思います。 音楽はもちろん、スポーツも言葉を越えて世界共通で楽しめますし、団...
Vol. 9: 日本語の維持
インターネットの普及に伴い、英語は世界の共通言語になりました。日本でも小学校から英語教育が始まりましたから、米国への転勤はネイティブの英語力をつける絶好のチャンス。お子さんの年齢に関わらず、ともかく現地で英語を身に付けさせようと、ご両親の期待も膨らむと思います。...
Vol. 8: 米国への現地校への編入
学齢期のお子さんを持つ親御さんにとって海外転勤を前に一番の心配事は、現地の学校にうまく適応できるかどうかだと思います。学校を決めるときの鍵になる「学校区」については以前書きましたが、初めてのアメリカ転勤では、単に成績だけではなく、英語が分からない子供への受け入れ環境が整って...
Vol. 7: 米国の教科書と学用品
9月に入り、アメリカは新学期のシーズンです。 先に書いた通り日本のように同時期に全国一斉スタートということがないとは言え、8月末から9月初旬に始まるところが最も多く、チラシにも新学期グッズの安売り広告が載っています。 さて学校へ通うのに用意するもの、日本なら副教材や教具など...
Vol. 6: アメリカのポトラックパーティー
お料理が苦手という方には少々頭が痛い話かもしれませんが、今回はアメリカ生活で欠かせない「ポトラック」についてお話します。 「ありあわせの材料で作った料理」の意味もある「ポトラック(Potluck)」。アメリカでは「持ち寄り料理」で使われることがほとんどで、ホームパーティーで...