寒いオランダでの楽しみ方

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私が暮らしたオランダのアムステルダムはヨーロッパの北に位置します。
一年を通して雨が多く、晴れる日は稀でした。
子どもたちはインターナショナルスクールに通っていましたが、日本でいうところの体育の授業はほぼ、屋内で行われていました。
様々な学校行事がありましたが。それも屋内で殆ど行われていました。
クリスマスを始め、インターナショナルスクール等では親たちのボランティア活動も盛んで、私は主に日本食を作りで参加しました。
色々なボランティアの中で、髪をカットしてくれるコーナーがあり、日本では考えられないなと驚いた
記憶があります。

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さて、屋内での活動は事欠かないものの、「今日は寒いから」「今日は雨だわ」「今日は風がものすごく強い」などと言っていると、外を歩くことがなくなりました。
オランダ人はとても逞しく、どんな時も自転車に乗っていますが、日本人の私は殆ど車での生活になってしまいました。
運動不足が一番の悩みとなったのです。
そこで、ある時、スポーツジムに入会しました。
誰も知人のいないところでしたが、とても大きなジムで施設は清潔、託児所も付いていました。
若い方から高齢の方までいらしています。
私は不安がありつつもスタジオに入り、ダンスフィットネスに参加しました。
毎日雨で気分が塞ぎがちでしたが、明るい音楽と楽しい雰囲気ですぐに仲間とも仲良くなっていきました。
週に3～4日、ジムでダンスプログラムに参加するようになり、寒くて日の短いアムステルダムの冬も
楽しく過ごすことができました。
お世話になっていたインストラクターの先生には娘の学校の単位の認定をお願いしたりして、大変お世話になりました。
帰国するときには、「せっかくここまで踊れるようになったのだから、これからも続けてね」と言って下さり。とても嬉しく、そしてお別れが悲しくハグしたのを覚えています。

日本に帰国して、またダンスフィットネスを続け、インストラクターの資格を取りました。
今でも、楽しく続けられているのはアムステルダムの先生と仲間のお蔭だと思っています。
そして、別の国に行っても、インストラクターのステップアッププログラムに参加することができ、そこでも様々な国の友人ができました。
音楽も、スポーツも国境はないのだと感じています。

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相談員A